「映像で残したいニッポンの家」
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第34号   木島 千嘉さん  「建築の魅力は『間口』の広さ」
今回は、O.F.D.A.アソシエイツの木島千嘉さんを訪ねました。
最近は、好きなスチールパン(ドラム)の練習がなかなかできないのがイマイチだそうです。
建築の魅力は間口が広いこと、という木島さん、その活動の『間口』はとても広いようです。
 
木島 千嘉(きじま ちか)

1966年 東京都生れ
1989年 早稲田大学理工学部建築学科卒業
1991年 東京工業大学大学院修士課程修了
1991年 (株)日建設計入社
1999年 O.F.D.A associates 所属
2001年 木島千嘉建築設計事務所設立
2005年 日本工業大学工学部・東海大学工学部非常勤講師

O.F.D.Aのホームページ www.ofda.jp
今回のモノ
 
スティールパン(ドラム)●
木島:
ここは私が生まれ育った場所です。空襲でも焼け残った戦前の二軒長屋を私が中学生の頃、父(注:建築家木島安史さん)が設計して建て替えました。だから昔からの家族のモノがごちゃごちゃ蓄積してますね。
小林:
歴史の集積ですね。
木島:
そうですね。最初は事務所でお話しした方がいいかなと思ったんですが、事務所には建築関係の本や模型はあるけど、見回しても個人的なのモノって案外置いてなかったので。
あと、これを運ぶのが結構重労働で…それで自宅で…と。
スティールパンってご存知ですか?
小林:
はい。確か南国の方の楽器ですよね?


スチールドラム
木島さんの「ハイテナー」は高音パートでメロディを担当
木島:
南米大陸の右上、カリブ海のトリニダードトバゴっていう国の楽器です。スティールドラムとも言われますが、20世紀に唯一発明された最後のアコースティック楽器、だそうです。
小林:
新しい楽器なんですね?
木島:
そうですね。トリニダードは旧英国領でアフリカ系とインド系の人が多い国なのですが、民族意識が高まることを警戒されてアフリカ系の人はアフリカンドラムを禁止された時代があったそうです。その一方で石油が豊富なところで、ドラム缶がゴロゴロしてた。で、ドラムの代用として廃品のドラム缶をたたいているうちに音階が…というのが発明の由来のようです。
首都のポートオブスペインのカーニバルはリオ・ベニスに並ぶ「世界の3大カーニバル」の一つで、その時に「パノラマ」というパンのとても大きなコンテストが毎年開催されています。地域ごとに予選があって100人編成のビッグバンドが組まれてそれに優勝すればスーパーヒーローになれる…みたいな。
私が学生だったバブルの頃は、海外のミュージシャンがガンガン来日していた時代で、ワールドミュージックが流行っていたんです。その時に、30人位の大編成でパンを演奏するバンドも日本に来ていて、たまたまその演奏を聴く機会がありました。ラテン系のリズム感とか音のきれいさ、大人数の迫力にまず魅かれたのですが、「桶の中に手を突っ込んでるだけに見えるけど、どうやって音階が出てるんだろう???」ってすごく不思議でした。数年たってからネットで色々検索できるようになったときに何気なく調べたら、日本にも練習してる人達がいるっていうんで、のぞきに行ったらハマりました。
小林:
もう何年もやってらっしゃるんですか?
木島:
6年くらいになりますが、忙しくなると1ヶ月に1回練習に参加できるかどうかって感じです。
私が持っているパンは、ハイテナーといって高音パートでメロディを担当するものなんですが、これで2オクターブ半くらい、28音出ます。低音パートになるほど、音の凸みが大きくなって、スカート(胴体の部分)が長くなります。6ベースは、1缶あたり3つの音があって、フルサイズの長さのドラム缶6本をティンパニみたいに奏者を囲むようにズラッと並べます。それで計1オクターブ半の音がそろって1セットです。
筒状の楽器って太鼓はありますけど、音階が出るのはめずらしいですよね。それに、マリンバとか鉄琴とかパイプオルガンとかは、低い方から高い方に一方向の線の上に音が並んでいますけど、パンは円環状に音が並んでいるのも面白いなと思って。
小林:
音の並びに法則はあるんですか?
木島:
星形に1コずつずれて並んでいます。叩く面は一枚の鉄板でつながってるから、1カ所をたたいても共鳴して他の音も出ちゃうんです。だから、共鳴しても濁らない音が隣り合わせているとか…。5度圏っていうのかな。でも未だにバンドや製作者によって色々な配列もあるそうです。
パンの作り方は、まず真っ平らなドラム缶の底をドーム状にへこませて、次に音階の凸面をつくります。そのあとドラム缶を輪切りにして、焼きなまし、歪取りってことでしょうか、そうすると鉄の組成が安定して弾性も獲られるそうです。チューニングをして、メッキをかけて、もう一度最終的なチューニング、で出来上がりです。どう見ても3次元のふくらみ加減とかは経験と勘の手加減頼りって感じですよね。同じパートでも、やっぱり楽器ごとにひとつひとつかなり音色が違います。
小林:
どうやってチューニングするんですか?
木島:
チューナーさんにお願いするしかないのですが、ハンマー状のもので、ひたすら叩いて微調整していくんです。鉄だから、冬は冷えて縮むし、夏は伸びるし、音は簡単に変化します。練習すればするほどって叩けば叩くほど?音が良くなるといわれたこともありますが。
小林:
部屋にずっと置いといたのと、外から持ち来んだものでは音が違うんですか?
木島:
全然変わりますね。夏に、海辺のイベントに呼ばれてみんなで演奏しに行ったりするんですけど、極端な場合これに水をかけて冷やしてあげないと、いい音にならない時があります。
鉄っていうと、建築のいろんな場面で使いますけど、スティールドラムも同じ鉄でできているんだと思うと刺激されますね。
小林:
水を直接かけるっていうワイルドな面と、チューニングするっていう繊細な面と、両方がありますね。
木島:
ピアノとか弦楽器と同じくらい繊細さがあると思います。
スティールドラムを間近で見る機会って、まだなかなかないですよね。
小林:
初めて見ました。
おだやかな曲もあるんですか?
木島:
あるんですけど、全体的にジャカジャカジャカジャカっていう感じですね(笑)。私達のグループで演奏しに行く時は、日本の初めて聴く人達の為に、バラードとかディズニーものとか馴染みやすそうな曲も演奏します。でもトリニダードの人のアレンジが加わった瞬間に、元はすごく静かな曲だったはずなのに、ソカとかのリズムでにぎやかな曲に変身してます。
一同:
(笑)。
小林:
「血」でしょうね。
上手い下手はどこらへんに出るんですか?
木島:
手首のやわらかさですね。音を長くのばすことはできない楽器だから、いかに細かく粒をそろえて音を出せるかとか、速い曲でも小さい音が出せるかとかっていうあたりに差が出てると思います。
やり始めの頃は、動体視力みたいな反射神経とかスピード感とか設計では使ってない部分の脳を使ってるなぁって思いました。設計ってグチャグチャ考えて、正解がなくて、う?って悩みますよね。でもこれは、たたいた瞬間に、その音が結果として出てる。
あと、楽譜がないんです。もちろん楽譜化することはできるのですが、楽譜を使っては教えてくれない。フレーズごとに演奏してもらって、耳でドかなレかなって聴きとるのと、さっきあっちの方たたいたなって目で動きの流れ覚えるのとで練習してます。そういうことも新鮮でしたね。
建築の魅力は、間口の広さ●
木島:
日建設計にいた時にコミュニティーセンターを設計したことがありました。パンをやるようになって、そういう施設を自分が使う側の立場になると、「もっとこうすればよかった」とかやっぱり思い返しますね。いろいろ経験してみるものですね。それを全部設計に結びつけているわけでもないけど、建築っていろんなところに顔出してますからね。
小林:
そうですね。
木島:
お施主さんや現場で会う職人さんも、みんな違う世界を垣間見せてくれるじゃないですか。音楽ホールをやれば音楽家の人と知り合いになれるし、そういう意味でもおもしろい職業だなと思いますね。人間国宝みたいな人もいるし、耳に10個くらいピアスあけてる現場のお兄ちゃんとも打ち合わせ相談したりするし。これだけ出会う人の幅がある仕事はめずらしいのかもしれないと思いますね。
考えてみると、最初に建築をやろうと思ったのは、間口が広いんじゃないかと思ったところがあったんです。絵が得意だからってわけじゃなかったし…。アート・歴史・技術・経済…かかわる世界の間口が広いっていうところに惹かれたと思うんですよね。
するが幼稚園●
木島:
同じO.F.D.Aの坂牛と共同設計した幼稚園が昨年竣工しました。3棟あるうちの真ん中に位置する一番古い棟の建て替えです。元の建物は、廊下や階段に雨が降り込んで隣の教室に行くだけでもビシャビシャになっちゃうから、とにかくそれを改善したいっていうことでした。
両側に既存建物が残るので、真ん中だけをシステム変えるわけにはいかなかったし、一棟だけビシっときれいにして、両側を置いてけぼりにするようなわけにはいかないかなという気持ちがありました。それから幼稚園って、遊具とか保育士さんお手製の絵とかで、色があふれるじゃないですか。その中で、建物だけがスタイリッシュで無菌状態できれいなのはちょっとしんどいなと思って、それで、既存の建物と色とりどりの遊具とをうまくつなぎとめるように、「色」をうまく使えたらおもしろいねって。
全体としては、前面廊下のスクリーンの部分が最大の特徴になってると思うんですけど。

するが幼稚園
photo:Ueda Hiroshi
小林:
そうですね。かなり特徴的ですよね。
木島:
これは40ミリ厚の3層中空ポリカ(ポリカーボネート材を一体成型した空洞形状の板)です。長手方向は6mまで一枚でいける材料です。短手方向は断面が凹凸で勘合するようになっています。ガラスと比較すれば割れにくくて安全ですし、ボールを投げても平気なので、子供の施設にはいいんじゃないかと思ってこれを使いました。面が大きくて湾曲している割にやわらかく連続感のある平滑な面ができたと思います。このスクリーンが風除け雨よけになって、雨の日でもぬれない廊下が子供達が走り回れる場所になっています。
小林:
廊下が微妙にカーブしてるのは元からあったラインですか?
木島:
これは、両側の既存棟の入口をつなぐ自然なラインでもあり、保育室の間口を6メートル確保するためでもあります。直線だと6メートルとれないんですよ。すごい身悶えしながら微調整しています。
小林:
なるほど。単に意匠的なことかと思いましたよ。
木島:
意匠的にもズドンっていう真っ直ぐな廊下より、ちょっとカーブした方がおもしろくなると思いました。
設計中には、出隅(ものの角などの出っ張った部分)を丸くすることと、子供が落っこちないようにするといった安全面についてはかなり厳しく幼稚園さんからもチェックを受けました。手すりも、高さが1200mmくらいあって、かなり高いですよね。単に手すりを立ち上げちゃうと檻みたいになるから、フラワーポットを入れる場所にしつつ、高さをかせぎました。「春になってここに花がこぼれたらきれいですよね」って説明したんですけど、3月には、色とりどりの花を入れてくれていて、「あ?!嬉しい!」って思いましたね。ちゃんと活用してくれたんだな、と思うと。手すりの影を利用して、子供がケンケンパで遊んでいたりしたのも嬉しかったです。


photo:Ueda Hiroshi
小林:
そういうのは嬉しいですよね。
木島:
それから、子供にとってトイレは暗くて怖い場所で、なかなか行こうとしないみたいなんですね。だから、トイレを楽しんで行けるような場所にしようと考えました。なるべくオープンにして、かといっていかにもお子様仕様というのも避けたかったので、少し強いビビッドな色の組み合わせにしています。
小林:
これは楽しげですね。
木島:
トイレはお母さん方に好評だったようです(笑)。
保育室のロッカーも、1色だけじゃおもしろくないし、動きをつけたいと思って、最初はランダムに挿し色を加えようってことになったのですが、違う色がついてるロッカーとついてないロッカーがあると子供達が喧嘩になるから、そういう不平等はいけないって言われたんです。それで、どの子のロッカーも六つの面のどこか一面に必ず色が着いてることにしました。正面に色が着いてる子がいたり、右横に色が着いてる子がいたり…。お揃いなんだけど違うっていう状態を作りました。
小林:
苦労されましたね。
木島:
何か仕掛けられたらいいなと思って。隣に既存棟があったから、使われ方の実状を見ながら「ああいう風にモノがくるんだな、じゃあどうしようか」っていう風に考えながらできました。そういう面ではやりやすかったといえます。
レンタルボックスはミニ商店街!?●
木島:
「吉祥箱」というレンタルボックスのインテリア設計をしました。お施主さんから「最近レンタルボックスが流行ってるんでやってみようと思うのだけど、どうですかね?」くらいの段階でお話を頂いたんですね。お施主さんもおもしろいことを色々考える方で、「例えばカラオケボックスも最初はただ歌うだけの場所だったけど、今はゴージャスな部屋があったり、多様化している。だからレンタルボックスもこれから変化をしていくだろうと見込んで、進化バージョンを作りたい」ということでした。
私はレンタルボックスの存在もよく知らなくて、秋葉原でフィギュアが並んでいるくらいの印象しかなかったんです。それで、裏原(注:裏原宿)とか、下北沢とか代官山とかをウロウロして、リサーチしました。一つ一つの箱をそれぞれのオーナーがディスプレイして勝手に各自の世界を作ってるから、全体としては本当にバラバラだな、というのがその時の第一印象でした。箱のオーナーからすると「私の箱に注目して!買って買って!」っていう感じなんだろうけど、私からすると、あまりにもグチャーっとしていて、とても1つ1つをじっくり見る気にはなれなかったんですよ。
そこから出発して、箱の数は確保しながら、なるべく1つ1つの箱に見る人の焦点が合うような、1つの箱にとって周りの箱が額縁になるような配置はないかな、ということを拠り所にして考えをスタートしました。箱を背中合わせで市松に並べることで、1つの箱の周りには他の箱の背面が出てきて、商品が充填されてもある一定のすき間感が保たれて見る人の焦点が合いやすくなるんじゃないかと。
私は今までインテリアだけをやったことがなかったら、おもしろかったですね。


レンタルボックス「吉祥箱」
photo:木島千嘉さん提供
小林:
プランニングとは違った感覚が必要ですからね。
木島:
そうですね。普段エスキス(設計の概要を考えること)をしていると、構造とか空間の構成とか空間の断面とかに最初は主眼が行きがちなんですけど、インテリア設計のみの場合、断面形状は決まっているじゃないですか。今まではめられたことのない手かせ足かせの中で設計するのが楽しかったですね。
それから、普通のショップならある雰囲気を想定して、それに合わせて設計を進めればいいのでしょうけど、レンタルボックスは中に何がくるか分からないから、雰囲気を決められない、そこが迷ったところではありましたね。
小林:
全部はコントロールできないですからね。
木島:
そうですね。
でもレンタルボックスって面白いシステムですよね。これからも増えそうですね。ターゲットとしては、趣味が高じて作品を買ってほしい人とか、気軽に小規模な自分のお店を持って商売したい人とか、趣味がセミプロ級になってきてアピールの場所を求めてる高齢者の人とか、いろいろ考えられるみたいです。あとは、ネット上にショップを持ってる人が、あそこでなら現物を確認できますっていうショールムのような使い方をしていたり、インディーズの人がCDを1枚だけ置いていて、視聴できるようにしていたり…。
小林:
昔は月額いくらの箱のレンタル料プラス、陳列したものが売れたら売り上げの何割かが店に落ちるっていうシステムでしたけど、今はどうなんですか?
木島:
私が関わらせていただいた吉祥箱さんもシステムとしては変わりないですね。
開店してからおもしろかったのが、「地域差」が発生するって言う話でした。展示もうまくて品物自体も質のよいボックスがあると、人が立ち止まるので、そこの周りのボックスも注目されやすくなって売れたりするそうです。展示の仕方自体も、うまい人の周りは箱のオーナーが納品にくるときに見て刺激を受けてつられてレベルアップするとか。あんな単純なニュートラルな箱にそういうことが起こるんだっていうことが、おもしろいですよね。
O.F.D.A.アソシエイツ●
小林:
O.F.D.Aは僕には不思議な感じがしてるんですけど、これは場所を共有している組織ですか?
木島:
そうですね。3人それぞれ別々に自分で設計事務所登録をしているので、O.F.D.A.は一緒に共有してる場のネーミングくらいな感じですね。
小林:
O.F.D.Aっていうのは略ですか?
木島:
Office For Diverse Architectsです。DはDynamicでも何でも入れられそうだけど、「多様な」くらいの意味で。設計するものは全然住宅に限っていなくて、何でもやりたいので、ジャンルを限定せずにやっていきたいっていう意味でもあるのかな。
小林:
今後もO.F.D.Aっていう枠は外さずにいかれるんですか?
木島:
どうでしょう。三者三様だと思うんですけど、私の場合だと、フットワークが軽いとはいえない方なので一人で篭ってやっていると、あっという間にすぐ世界がちっちゃくなっちゃうんです。そういう意味では、単純にいろいろな物事が動いてる場所に、自分の身の置きどころがあるのはとてもメリットが大きいですね。仕事は場合に応じて、忙しいけれどこのプロジェクトは単独でやるとか、3人でやったらおもしろそうだから3人でやりましょうとか、色々です。これからも3人でやっていくのか、別々にやっていくのかは、決めてかからない方が身動きがとりやすくていいのかなと思っています。
個人的には、設計をうんうんいいながら考えて、実際に現場でモノが作り上げられて、それから使われていく、その場に立ち会っているのがとても好きです。だからとにかくそういう場に立ち会い続けられたらいいなと思います。
孤風院でのワークショップ●
木島:
熊本に孤風院っていう父が移築改修して遺した建物があるんです。そこで、建築学科の学生や建築に触れてみたいっていう人を募って、デザインとかつくることに関わってみようっていう毎年ワークショップを続けています。
孤風院は「講堂を住宅として変容させた」「個人所有でありつつ、公私に使用する場面が混ざっていてある瞬間は公共的な場所に変身する」「一般の建物では許容されない未完の状態・実験台状態を許容している」といったような点で独特な場所だといえると思います。
また、建物をホルマリン漬けみたいな形でただ保存できればいいっていうのではなくて、やっぱり建築はその空間の中で会話したり、食事したり、音楽を楽しんだり、瞑想したり、してこそっていうのと、建築は完成形を買っておしまいってものじゃなくて、つくるものであり、手をかけ続けるものだ、もちろん性能とか無関係ではないけれど、建築は人が関わり続けることではじめて維持される、という思いがあります。
そういったことを、孤風院を暴露試験の実験台にしてもいい、多少建物を壊してもいいから、体感してもらう、それで、孤風院という空間なり孤風院での何かしらの体験をする機会を提供する代わりに、訪れている瞬間だけでもよいのですが、その空間の維持についてなにかしら責任と働きも担っていただく、そんな活動です。
最初の頃は、父を偲ぶ…的なニュアンスが強かったんですね。でも今は、父のことも全然知らないような学生さんが参加してます。今年は去年から2年がかりの「孤風院に足湯をつくる」というテーマで熊本県下の4つの大学の1年生からM2までの全学年から顔ぶれがそろいました。
ライフワークとかそんな大仰なものではないけど、そちらも活動がつながっていけば楽しみです。
文中にはありませんが、当日はスチールパンのライブDVDも見せていただきました。数十人で奏でるリズムは、確かにすごい迫力でした!
孤風院でのワークショップに、みなさん一度参加してみては?
聞き手:小林、竹下(生活普段議 www.cabbage-net.com/seikatsu/

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